CT検査をお受けになる方へ
CT検査とは、X線とコンピューターを用いて、体の断層(輪切り)画像を撮影する検査です。
X線を使用する検査なので放射線による被ばくのリスクを伴います。
しかし検査を受けることで、病気やケガの早期発見や程度の把握ができるため、治療に必要な大事な検査であることをご理解ください。
またご心配な点がありましたら医師その他スタッフにご相談下さい。
なお当院ではCTによる医療被ばくの低減のため、関係する学会等の策定したガイドラインにのっとり、定期的に線量の最適化を行っています。
Sv(シーベルト)とは人が受ける被ばく線量の単位です。
当院でのX線CT検査による被ばく線量は撮影部位にもよりますが約5~20ミリシーベルトです。
また、下の表は一度の被ばくによるものであり、時間をおいて複数回にわたりCT検査を行った場合でも人体の放射線による影響に対する修復機能があるので被ばく線量が蓄積されるものではありません。