新年のごあいさつ
明けましておめでとうございます。昨年は元旦に能登半島大地震が発生し、その後の豪雨大被害も加わり、
1年たった今でも復興からは程遠い状態です。香川県は、南海トラフ大地震が発生すれば本四連絡橋が
寸断され孤立してしまう島国であり、改めて災害に対する病院独自の備えの重要性を実感しました。
また、政府は医療DX(医療分野においてデジタル技術を活用して医療の質や効率を向上させる取り組み)
を推進しており、マイナ保険証とか、2030年までにすべての医療機関の電子カルテの普及などを
目指しています。アナログ人間の私のボヤキとして、昔ながらの紙カルテは、悪意のあるコンピューター
ウイルスに無敵であり、大規模災害でインフラがダウンした時にも威力を発揮するのではなどとも思いますが、
クワヤ病院も時代の流れに合わせて、電子カルテなどの医療DXを推し進め、大規模災害発生時にも地域に
貢献できるように、今年から病院の増改築を行います。干支の巳(蛇)のようにクワヤ病院は脱皮し、
今年も職員一丸となって元気に明るく頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
クワヤ病院理事長 石濱英暢