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健康ひとくちメモ

放射線の雑学

2018.11.1放射線部

先日胸のレントゲンを撮ったばかりで今日またレントゲンを撮って大丈夫?という質問をお受けすることがあります。人間への被曝の量は単に放射線の量でなく、人体に与える影響を加味したSv(シーベルト)という単位を用います。一般的な胸部Ⅹ線撮影での被曝は約0.07mSvといわれていますが、これは一体どのぐらいの量なのでしょうか。

私達の身の回りの地表や大気中には様々な自然の放射性同位元素が存在しています。また空からは宇宙線という放射線が地球にふり注いでいます。これらによる被曝の量を自然放射線量といい、世界平均で年2.4mSv(胸部Ⅹ線撮影の約30倍の被曝量)つまりこれだけ普通に生活するだけで被曝してしまうとされています。

だからといって0.07mSvの被曝が必ず安全であると断言はできません。ですが上記理由によりそのリスクは限りなく低く、それよりも胸部Ⅹ線撮影によって得られる情報(病変の有無や病気の進行度合など)の方がより有益であると考えられている事をご理解下さい。

ちなみに自然放射線量はかなり地域差があり、日本は世界平均よりやや低い年2.1mSvですがインドのとある地方では年間10mSv(胸部Ⅹ線撮影の約120倍の被曝量)をこえる地域もあるとか。しかし調査してみても別段その地方に癌の発生率が高いなどというデータは出てこないのです。

寝かせたカレーは要注意!!

2018.9.6給食部

一晩寝かせたほうが美味しくなるといわれるカレー。確かにコクや旨みが増えて美味しくなるのは事実なのですが、特に夏場に常温で保存した場合、ある菌による食中毒の危険性があるのをご存知ですか? その菌の名は ウェルシュ菌 。どこにでもいる常在菌ですがカレーなど深鍋でつくる粘度の高い料理中を好み増殖します。またとても熱に強く、再加熱しても菌を死滅させることは困難です。

食中毒の症状は腹痛と下痢などで比較的軽いのですが、夏場の脱水状態に加えて下痢を起こした場合は体力の低下したお年寄りや幼児の場合では重症化する恐れもあります。

①なるべくその日食べる分だけ作る
②作った鍋のまま放置せず、急速に冷やした後 冷蔵庫に保管する

などの対策をたてて食中毒を防止するように心がけましょう!

宇宙飛行士とリハビリのお話

2018.2.12リハビリテーション部

日本を含めた欧米諸国によって建設・運用されている国際宇宙ステーション。
配信される映像では無重力状態の宇宙飛行士が基地内の空間を宙を浮きながら移動しているのをよく目にしますね。とても気持ちがよさそうだし、楽そうだなあと憧れる方もおられるでしょうが実はその裏で彼ら宇宙飛行士はとてもハードなトレーニングをしなくてはならないのをご存知でしょうか。

人体の骨は同じように見えて実は常に破壊と形成が繰り返えされています。
地球上では重力や歩行などの運動が骨に適度な負荷を与えているおかげでこれらのバランスがうまく保たれています。しかし無重力状態だと負荷がかからない ために骨の破壊が促進されてどんどん骨がもろくなってしまうそうです。また心筋を含む全身の筋肉も無重力状態では衰えていくため、いざ地球に帰還した 時に自分で立ち上がることも出来なくなる場合もあるとか。

これらを防ぐために宇宙飛行士達は地球上にいる時以上のトレーニングを毎日継続して実践しています。
宇宙での滞在は思うより過酷なものなんです。

病気や怪我の治療においてベットで安静にすることはとても大切なことですが長期にわたる場合にはどうしても骨量や筋力の低下を伴うものです。
安静が必要な時にはキチンと安静にする、リハビリが必要になれば治癒の経過にあわせた適切なリハビリをキチンとおこなうことが早期の退院や社会復帰につながります。
リハビリについて何か不安や疑問などありましたらお気軽にスタッフにお問い合わせくださいね。